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2018年10月11日 (木)

運動部活動での日数及び時間と顧問教師の負担の関係:学校の部活顧問の問題(4)=第950号

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 「学校の部活顧問の問題」に関しては、本ブログ・第541号(2016/3/4)のシリーズ(3)で途切れてしまっていたが、これからも継続的に考えてゆきたい。

 そこで、今号は今年(2018年)3月にスポーツ庁が発表した「運動部活動の在り方に関す総合的なガイドライン」のなかで、上の写真にある「活動日数と活動時間」に関しての数字に関しては、「ほぼ妥当なラインだな」と思った。それは、これまで私が高校の運動部顧問をしていた時も、ほぼこの程度の活動日数と時間だったので、納得した。

 しかし、この数字は自分が希望した運動部の顧問であり、その運動部の技術指導もできる場合であって、これがしかたなく引き受けざるを得なくなり、技術指導する気もわかない運動部であったならば、顧問としての負担感は重くブラックになるだろう。一方、かつて自分が経験したり、好きな運動種目である運動部の顧問であるならば、ガイドライン以上の活動日数と時間でも負担には感じず、より積極的な顧問活動へとのめり込みがちになる。

 このように、運動部顧問としての負担感は、希望する運動部に就けるか否かでも大きく違ってくる。これは、生徒の場合を考えれば分かりやすい。生徒の場合では自身が興味のある運動部に入れて、その運動部活動に熱中できればガイドラインの活動日数と時間では物足りなさを感じもっとやりたいと思うが、何らかの理由で興味を失い活動の負担感が増せば退部する。しかし、運動部顧問の場合は、自身が希望する運動部に必ずしも就けるわけでもなく、年度途中でその顧問を辞退できるわけでもない。顧問としての負担感が、ブラックになる場合もある。

 なお、私はこれまで30年間の高校の運動部顧問をしてきたが、両方の思いを経験してきた。そのようなことから、上の写真にあるガイドラインの内容(活動日数、活動時間)は、生徒が学業と運動部活動が両立し、バランスのとれた豊かな学校生活をするためのガイドラインであり、部活顧問の負担問題に大きなウエートを占めるものではないと思っている。

第950号のことば

本ブログで、「学校の部活顧問の問題」を取り上げてきた号は、下記の通り。

 第122号2013/7/3)「学校の運動部活動の位置づけは?」

 ②第538号2016/2/26)「中学校の若手教員が立ち上げたネット署名

 ③第539号2016/2/28)「部活顧問の負担感の違い

 ④第541号2016/3/4)「自分が希望する運動部の顧問に就けるか否かでの負担感の違い

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